たまたま派遣の求人情報を見たり、人から情報を得たりして、派遣のいい仕事、魅力的な内容のお仕事があったとしましょう。ちょっと興味はある、しかし、今現在の職場をやめるのは貯蓄もないし、不安。そんな方もいると思います。なにも今の会社をやめて派遣をやらなくても、継続して掛け持つという方法も大丈夫なのです。
しかし、会社で働きながら派遣などのWワークをする時は注意も必要です。何があるのか考えてみましょう。
正社員で就業している場合、会社によって、副業いわゆるWワークが禁止されている所と、全く禁止されてないところがあります。明確に規定されていないところも多く、黙ってやっている。副業をしていることを告白したら、こっぴどく怒られたなどという人もいるのではないでしょうか。
副業をする前に、入社した際に就業規則服務規程をもう一度見返してみましょう。そこには、副業に関して禁止するかどうかの項目があると思います。入社した当初は、掛け持ちで働く気がなくて目に留まらなかったかもしれませんが、もう一度書類を確認しましょう。ないという人は、会社のファイルにあるかもしれません。そんなものそもそももらっていないなどという人は、なんとなく周りから情報を得るか、追求された際に就業規則にないと主張しましょう。
就業規則服務規程に禁止されているのに、副業をすると違反になるので、解雇や減俸につながるので注意しましょう。
会社員で一カ所からしか給与がない場合は、会社が手続きをしてくれるところがほとんどなので、確定申告なんてしたことないという方もいるかもしれませんが、２箇所以上から給与をもらっている人は、確定申告をしなくてはなりません。収入が一定以下の場合なら申告の必要がないので、会社にどうしてもバレたくない人は、ある程度の額におさめるという方法もあります。
同時に二つ以上の職場にいるということは、考え方によったらスパイともみなされます。全く関係ない業種であればいいのかもしれませんが、基本的には、同業他社同士の仕事は同時に行わないというのがマナーです。業務上知り得た内容や企業秘密に対する守秘義務を遵守する等は守らないといけないので、やるなら関係のない業種がいいですね。掛け持ちは悪ではないので、社会人としての基本的なマナーさえ守れば、発覚しても恐れることはありません。