美味し~い話には裏がある。日雇い派遣のメリットデメリット

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現在の労働者派遣に関する法律ではいくつかの条件はあるものの、日雇いの仕事を行うことが可能です。日雇い派遣が可能なのは60歳以上、学生、年収500万円以上(副業)、世帯収入が500万円以上かつ主たる生計者でない人となっています。
日雇いの仕事というのは当日若しくは翌日にすぐにお金がもらえるという大きな特徴があるため、急いでお金がほしいという人はもってこいの働き方です。また、好きな時に働けるという特徴もあり、魅力的に感じている方も多いのではないでしょか。しかし、日雇いの仕事ならではの気を付けなければいけないことも当然存在します。ここでは日雇いのメリットとデメリットを詳しくご紹介します。

日雇いのメリット

先ほど挙げたように、日雇いの一番のメリットはすぐにお金をもらえるということです。普通のアルバイトや派遣業務では月に一回か二回くらいで設定されている給料日にしか稼いだお金を受け取ることができないので、働いた分のお金をすぐにもらえるというのはとても大きな特徴です。
また、日雇いというのは、雇う側も急に人手を必要としていることが多いため、申し込めば不合格になるということもかなり少ないようです。単純な作業が多く、だれでも始めることができます。

日雇いのデメリット

続いて見落としがちな日雇いのデメリットをご紹介します。日雇いの仕事の多くは非常に拘束時間が非常に長いことが多いです。日雇いのみで生計を立てようとし、日々いろいろな日雇い業務を予定に入れてしまうと、疲れを取ることができないまま次の現場に赴かなければならず、体調を崩してしまいかねません。また、日給制であることが多いので、残業によって拘束時間が伸びた場合に時給換算した賃金がやすくなってしまうということもあるようです。条件を見る際にはお金だけではなく、交通費の負担や拘束時間等も考慮しなければいけません。
また、日雇いの仕事では、急きょ明日の仕事がなくなる、ということも起こることがあります。単純作業を任される故、前後の日の業務の進捗状況によっては仕事がなくなってしまうことも多々あるのです。お金がギリギリな時に働こうと考えている人はこのようなリスクがあることもしっかり意識しておくことが必要です。
最後に、仕事を通じて知り合いができにくいという特徴があります。もちろん知り合いを作りたくないという人にとってはデメリットにはなりませんが、毎回初対面の人とコミュニケーションを取らなければいけないということを負担に感じる方は注意が必要です。